【ジョンレノン「love」】
先日、
ジョンレノンの曲「love」を
思い出す場に居合わせた。
この曲は、
夫と私の結婚式の時の入場用に
夫の友人が選んでくれた曲だった。
それだけに印象深くはあったのだが、
当時は、ただ当たり前のことを
詩にしていると思っただけだった。
表面的にしかその意味を感じ取れなかったのだ。
久々に、
YouTubeで聴いてみると、
「愛」が
シンプルな言葉で表現されていて驚いた。
否、言葉でもあるが同時に言葉以上、
音のまま 、響きのまま
「愛 」という概念を知らしめる曲。
そのメロディーの響きを、
響きのまま自分のものとして
私は理解し得た。
「Love 」という言葉を
そのまま、
「神」という言葉に置き換えてもいいのではないか。
神は愛そのものだから。
そんな衝動に駆られもした。
何となれば、
究極的には、
私たちは神だし、
神は私たちと互いに
信頼し合い、
愛し合いたい、
と願う存在だから。
更に適切に言えば、
神は私たちを信頼し、
愛している存在だから。
私たちはそのことを
思い出せばいいだけなのだけれど、
忘れてしまっているが故に、
残念なことに、
私たちの多くは神を誤解している。
結婚式から40数年経ての
ジョンレノンの「love」との再会。
偶然ではないだろう。
絶妙なタイミングで、
一つの輪が閉じた、
私の人生という物語が
ひと続きに紡がれている
その証だ。
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